【発達障害と野球】発達障害の息子が少年野球でテレビ取材を受けました

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発達障害
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発達障害の息子が少年野球でテレビ取材を受けました。

 

発達障害の診断を受けた当初は、団体スポーツに

参加するなど夢の話ではないかと思っていましたが、

野球チームに所属し、テレビ取材を受けることに

なるとは、考えられなかった出来事です^^

 

 

息子は現在、発達障害児の少年野球チームに

所属していますが、チーム自体が福岡ローカル局(FBS)

の取材を受け、その中で特に息子に焦点を当てて

取材が進められることとなりました。

 

現在息子が参加している少年野球チーム

「レアーズ宗像」は、小学1年生~高校3年生の

メンバーで構成されています。

 

メンバー全員が発達障害児で、

当初は野球になるのか?といったレベルでしたが、

息子が参加させていただいてから2年弱が

経過ましたが、皆目を見張る上達ぶりで、

現在は試合が成り立つレベルにまでなりました。

 

先日、発達障害はスポーツに向いているのか

という記事を書きました。

 

発達障害と野球。発達障害者にスポーツは向いていないのか?
発達障害者は、スポーツが苦手であると言われているのを見かけます。 発達障害児は定型の子供に比べ、団体行動が苦手であったり、 運動能力が発達していないなど、さまざまな理由が挙げられています。 今回は、発達障害...

 

発達障害児は、スポーツが苦手、特に球技は

不得手で、団体スポーツはさらに向いていない

と書かれていることが多いため、

私が息子に野球を教え出したころは

「2人で遊べる範囲で野球をやって行こう」

と考えていました。

 

しかし、縁あって現在のチームに加入したことによって、

息子に多くの変化が見られるようになったと同時に、

私の考え方も大きく変わってきました。

 

確かに、健常者と比べると、運動が苦手な子供や

なかなかルールを覚えられない子供もいます。

 

それでも皆野球が好きで本当に楽しそうに

練習をしています。

月に2回の練習ですが、休む子供は

ほとんどいません。

 

そのような風景を見ていくにつれて、

このチームは野球に向いている子供たちばかりだなと

感じるようになりました。

 

そのようになれた理由は2つあると思っています。

 

1つ目は、監督・コーチの指導方法が

発達障害児に合っていることです。

 

指導者は皆、野球のプレイ自体には

厳しい指導はしません。

褒めるばかりです。

周りを思いやること、感情をコントロールすること

に対してのみ指導をするといった感じです。

 

2つ目は、保護者のみなさんが

子供たちに野球を楽しんで欲しいと

願ってフォローをしていることです。

 

子ども、親、指導者の願いが融合して

心底野球が楽しめる少年野球チームが

出来上がっていると感じます。

 

 

私の息子に焦点を当てた撮影となったため、

野球を離れた普段の生活も撮影したいとのことで、

我が家にも撮影部隊がやってきましたw

 

 

テレビ局としては、発達障害児に特有の

言動も撮影したかったのでしょうが、

野球を通して心身ともに成長を始めた息子は、

野球の練習中も、自宅でもなかなか

そういった言動は表しません。

 

カメラが回っているとなおさらで、

いつも嫌がるはずの宿題も進んでやっていましたw

 

発達障害と診断された当時は、

「息子の将来はどうなるのだろうか?」

と暗い気持ちになりましたが、

今は息子に将来性を感じてなりません。

 

小学2年生の息子ですが、

よくよく当時の私と比べてみると、

野球、勉強、人付き合い、全てにおいて

現在の息子の方が優れていると思いますw

 

私の夢の1つは、

「いつかテレビの取材を受ける」

ことでしたが、息子のお陰でそれがかないました。

 

小学2年で親の夢を1つかなえてくれるとは、感謝です。

 

 

本少年野球チーム「レアーズ宗像」の監督は、

同じような発達障害を持っている

野球好きな子どもを集め、発達障害児の

野球リーグを作りたいと考えているそうです。

 

それと並行し、うちのチームに限っては、

練習を重ね、数年内には一般の少年野球チームに

加入して戦う採算があるようです。

 

発達障害を抱えているがために、野球チームへの

加入を諦めている方々もたくさんいると思います。

 

私の息子たちの情報を発信することによって、

野球を楽しんで練習する子どもが1人でも

増えてくれると幸いです。

 

 

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